お米をシーラーで小分けにする閉じ方
1人住まいの方や少人数家族で30kgのお米をいただいたりするとうれしい反面、保存に困ります。
特に梅雨時期以降は虫もわく可能性があり、そうなれば大変です。
5kgほどのお米ならペットボトルに入れて冷蔵庫保管も可能ですが、30kgとなるとなかなかそうはいきません。
そこで小分けしたお米を脱酸素パックをすると 大変便利です。
30kgのお米なら10kg×2ヶと残りのお米を小分けというようにし、なくなれば10kgの脱酸素パックを再度、小分けする…というのが良いと思います。
さて、今回はナイロンポリTL 幅280mm×高さ650mm厚み0.07mmのポリ袋がありましたので使ってみました。
このポリ袋に1kgのお米を3つ入れようと思っています。
小分け方法
ナイロンポリTL 28-65 に1kgのお米を3つ入れるのですが、シールしやすいように別途ポリ袋の中にお米を入れました。
台所用ポリ袋、幅250mm高さ350mm厚さ0.015mmの一般用です。
このようになります。
ナイロンポリTLに1つめのお米を入れます。
クリップシーラーで途中までシールします。
2つめのお米と使い捨てカイロを入れます。
クリップシーラーで途中までシールします。
3つめのお米を入れます。
クリップシーラーで口をシールします。
お米の中の空気をたくさん抜くことができないため、3日~7日ほどこのままにしておきます。
途中までシールした部分をつなぎ、残りの部分をシールします。
1つ1つのお米の部屋が単独で酸素が抜けた状態になるわけです。
空気がたくさんある状態で使い捨てカイロを使ってもいつものようにカチコチにはなりません。
酸素が抜けたあと窒素が残っているからです。
これで1つずつ使用していっても他のお米は脱酸素状態で保管されるわけです。
使い捨てカイロは安い店だと通常の大きさ貼らないタイプ10個 150円以下で売っているところもありますので、たくさん使ってもいいという場合は以下のようにするとさらに簡単です。
この場合は1つ1つ閉じていくのでクリップシーラーだと左右から閉じていくことになります。
購入した400mm幅シーラーならそのまま一度で閉じることが可能です。
そして、1つ1つ閉じるので中のポリ袋は不要でお米とキッチンペーパーで巻いた使い捨てカイロを直接入れるとよいでしょう。
さらに簡単な方法は、ネルパックお米長持ち袋のガッツ棒を使うことです。
ネルパックのガッツ棒を再利用して小分けする方法