問題が発生しました(ピンホールが開く)
問題が発生しました(ピンホールが開く)
けっこう安くてお気に入りのヘイコーポリでは真空パックしたときにコーヒー生豆の角?でポリ袋に穴が開くことがあります(ピンホールといいます)
思ったよりポリ袋の中は、真空の度合いが高いみたいです
いままでやっていた脱酸素処理はポリ袋の中の空気を抜くのではなくて使い捨てカイロやエージレスが酸素のみを抜いていると思うので、窒素などは残っているはずです
だからポリ袋の中は、それほど気圧は低くないのだと思います
対処の方法ですが、
①ポリ袋を耐ピンホール性の高いナイロンポリTLなどを使ったり、厚みのあるポリ袋を使う
②真空パックする物の角で穴が開くのだったらキッチンペーパーなどで保護してから真空パックすればいい
真空パックする袋の中にキッチンペーパー等の異物を入れることは良くないかもしれないですが、お米やコーヒー生豆などの乾燥物なので問題ないと思います
③真空パック機がマニュアル対応であれば ある程度脱気した段階でシールしてしまう
本来の使い方ではないかもしれないですが、袋内の酸素量はずいぶん減っていると思います
④動かしたり、置いたりしたときに穴が開くことがあるのでタオルなどのクッションになるようなものの上に置いて保管したらできるだけ動かさない
①については福助工業のナイロンポリ製品で耐ピンホール性のあるタイプもいいのではないでしょうか?
使っていないのでどれがいいとは言えないですが…
とりあえず、わかりやすい②をしてみようと思います
ポリ袋は耐ピンホール性があまりないと思われるが私のお気に入りのヘイコーポリ
コーヒー生豆1kgをヘイコーポリ812を使って真空パックしてみようと思います
ヘイコーポリ812は幅が230mmで手持ちのキッチンペーパーの幅にちょうど合います
キッチンペーパー3枚分を切り取って半分に折ります
ナイロンポリの口から4cmほど短くして折り曲げます
ヘイコーポリ812にキッチンペーパーを入れ、その中に真空パック対象の乾燥物を入れます
真空パック機にセットしたときに吸気ノズルにキッチンペーパーが少し当たるぐらいでいいと思います
真空パックします
コーヒー生豆の角が当たらずピンホールが開きにくいです
いちいちキッチンペーパーを巻くのが面倒、ヘイコーポリ812なんて持ってないと言われるのであれば、豆類などの乾燥物が対象ですが、不織布のキッチン用水切りフィルターが使いやすいです
ただ、キッチン三角コーナー用の水切りフィルターなので、食品に使うのに抵抗があるようでしたらキッチンペーパーをおすすめします
水切りフィルターは袋状になっているので、その中に真空パック対象の乾燥物を入れます
水切りフィルターの口の部分を吸気ノズルに接触させて空気の通り道を作ってあげて真空パックします
できあがりです
多少の角があっても大丈夫かも?
<<追記>>
真空パック処理から約2週間経ちました
ヘイコーポリにコーヒー生豆をそのまま入れた物とキッチンペーパーに入れた物は空気が入っていました
水切りフィルターに入れた物は真空パック状態を維持しています
短期間の真空パックはヘイコーポリでもいいかもしれないですが、中・長期間の真空パックは真空パックに適したナイロンポリTLなどがいいと思います
真空パック機関連記事
真空パック機 TOKAIZ TVA-001 買いました
問題が発生しました(ピンホールが開く)
大きなナイロンポリ袋を真空パックするには
真空パック機の吸気ノズルから対象物を離して真空パックする
吸気ノズル付の真空パック機で真空パック専用袋(エンボス入)を使って真空パックしてみた
5kgのお米やコーヒー生豆を真空パックする