ネルパックガッツ棒を再利用
ネルパックお米長持ち袋は なかなか利用価値のある製品だと思います。
ただ、長期保存するのだったら良いのですが、インターネットで30kgのお米を買って仮保存のような形で2ヶ月ほど保存できたら良い場合にはコストパフォーマンスがあまり良くないように感じます。
半年や1年ほどの保存を考えるならば、脱酸素剤であるエージレスが入ったネルパックお米長持ち袋はかなり良い製品です。
しかし、2~3ヶ月の使用であれば脱酸素剤を使い捨てカイロに置き換えてもいいのではないかと考えます。
ネルパックお米長持ち袋を買うとガッツ棒というポリ袋の口を閉じる2本1組の棒が付いています。
このガッツ棒を再利用してお米の短期保存をしてみましょう。
ガッツ棒は15kg・30kg用のネルパックを購入した時のものを使いました。
10Kg用のネルパックでもOKですが、5kg用は長さが少し短いようです。
ガッツ棒の長さは350mmでしたので幅300mmぐらいまでのポリ袋ならとめることができそうです。
今回、ポリ袋は5kg用の福助ナイロンポリTL 280mm×650mmの0.07mm厚を使いました。
ただ、少量での入手が困難で、少々高価です。
使ったことはないのでお米がどれくらい入るかわかりませんが、ヘイコーポリ№815 0.08mm厚 幅300mm×450㎜が安価でいいのではないかと思います。
買いました→ 5kgのお米の脱酸素保存方法
近所で売っていなければ、インターネットで購入可能です。
ネルパックガッツ棒での作り方
作り方はシーラーを使う時とほとんど同じです。
ポリ袋にお米を入れます。
キッチンペーパーに巻いた使い捨てカイロを入れます。
お米の上面を平らにしてポリ袋を折り曲げます。
できるだけポリ袋の中の空気を追い出してガッツ棒で閉じます。
ガッツ棒で閉じる時はガッツ棒の真ん中あたりを押し込んでポリ袋がシワにならないようにしながら両端に向けて閉じていきました。
端から閉じる方がやりやすいのであれば、そうしてください。
さらにもう1本ガッツ棒で閉じ、計2本使いました。(1本で十分です)
ポリ袋を何度も再利用する場合はできるだけポリ袋の口の方で閉じてください。
ガッツ棒を留めたときに発生した傷や破れは、その部分を切り取って再利用してください。
半日~1日ほどで酸素がなくなりカチコチになります。
できるだけ動かさないようにして保存してください。
このガッツ棒は何度でも使えますのでシーラー不要で経済的ですね。
※追記
ガッツ棒の再利用ですが、上記の方法では 保管時にガッツ棒に手が当たった時にエア漏れの危険があります。
0.07mmのポリ袋を留めた時は、厚みが薄いためうまく固定できていないようです。
対策として利用するポリ袋は厚み0.07mmか0.08mmとし、閉じる部分は一度折り返して2重にしてガッツ棒で留めてください。
これで、エア漏れはかなり抑えることができます。
(↓↓説明のため 見やすいようにポリ袋をガッツ棒の端で留めています)