新米のお米を一年中おいしく食べたい人のためのお米の保存方法
お米は知らず知らずのうちに劣化してしまいます
保存方法を知っているか知らないかで この劣化のスピードがずいぶん違います
今回は究極のお米の保存方法を考えてみました
お米を一番おいしく食べられるように保存する方法とは
お米が劣化する大きな要因は酸化、湿度(湿気や乾燥)、温度、害虫、カビなどです
この5大要因をなくしていくことによってお米をおいしくいただくことができます
まず新米の玄米を使い捨てカイロ等の脱酸素剤と一緒にシーラーを使って真空パック用ポリ袋で密閉します
これで湿気や乾燥から玄米を守り脱酸素剤で酸素を取り除くことによって酸化が防げます
また、酸素がないので害虫の卵も死滅します
さらに、酸素濃度が0.1%以下になることでカビの発生も抑えられます
ただ、1年分(実際は半年分)という大量のお米を脱酸素処理する場合ポリ袋も大型のものが必要ですし、実際 高価でした
ここはネルパック30kg用で対応するのが楽です
あとは温度(気温)の問題だけです
ここはやはり保冷庫の登場です
ただし、お金と置く場所が必要です
この保冷庫で30kgのお米袋6袋まで対応できるようです
実際は新米の玄米がある程度乾燥した状態でネルパックなどで脱酸素処理をし、5月の気温上昇時から食べ始めます
それまでは30kgずつ購入して家の中の冷暗所で10kgづつ真空包装用袋(ナイロンポリ袋)に入れて脱酸素処理すれば保存できます
ウチの2014年の実績?で お米の年間消費量は家族5人で420kgでした
気温が上昇する4月中旬から新米が出始める9月中旬までの5ヶ月間だと30kgのお米6袋で対応できそうです
ここまでするとお米を劣化させるほとんどの要因を排除できると考えています
お米袋を開けた後のお米の保存はどうするの
まず30kgの玄米の袋を開けて米びつに少しずつ入れて保存するのが現実的です
玄米なので残りは保冷庫に入れた状態で脱酸素処理をしなくても良いでしょう
そして 米びつに移した玄米も低温で保存したいです
今は冷蔵庫で保管できる米びつも安価で良い物がたくさんあります
冷蔵庫でお米の保存ができる計量ポケット付き米びつ
ご飯を炊く前に精米するのがミソ
そして、仕上げはご飯を炊く前に精米することですこれは結構重要です
精米直後から酸化のスピードが速まりますので、おいしいごはんを食べるためには精米器は必需品です
精米器もお手ごろ価格のものもあります
山本電気のMB-RC23W
これが考えられる現実的で一番良い保存方法でしょう(もみ付き米保存は別ですよー)