水筒(ステンレスボトル)の保温性能アップ
朝 水筒に入れたお湯が夕方になると ぬるくなっていませんか?
簡単に水筒(ステンレスボトル)の保温性能アップが可能です。
皆やっていると思うのですが、インターネットで調べても載っていないので掲載しておきます。
さて、それでは どうするか?
沸騰したお湯をステンレスボトルに50~100ml入れます。
フタを軽く締めて横向きにして軽く振ったり、逆さまにして中栓を温めます。
開栓ボタンを押して圧縮された空気を逃がしながら お湯を捨てます。
そして、沸騰したお湯をステンレスボトルにいっぱい入れます。
これで、アツアツのお湯がボトルに入っています。
ここで注意することは、ステンレスボトルにお湯を入れる直前までコンロの火を止めないことです。
そして、どうするか…
簡単です。
その後…
逆さまにしてほっておきます。これだけです。
なぜ、逆さまにするのか?
ステンレスボトルは冷水は冷たいまま長時間保存できるのに、お湯はすぐ冷めてしまうと感じませんか?
冷水の場合 冷気が下に逃げていこうとします。

ステンレスボトルはステンレスの器が2つ重ならないように配置され、その間の空間は真空になっています。
だから、熱が伝わるところがなく冷水が冷えたままなのです。
逆にステンレスボトルに熱いお湯を入れると、熱は上に逃げていこうとします。
ステンレスボトルの上側は、外側と内側がつながっているため 熱がボトルのつなぎ目から外側に逃げていきます。

ステンレスボトルを逆さまにすることにより、保冷の時と同じように熱い熱が上に逃げることができないため、保温効果が長続きします。

ほんとにそうなのでしょうか?
以下のテストは平成25年 年末に行いました。
ステンレスボトルのお湯の12時間後の温度テスト