ポリ袋でお米を炊く(1年前の白米)
注意:ポリ袋でお米を炊く方法を紹介していますが、災害時や緊急時用です。
約1年前、白米に精米したお米をエージレスとともに密封しました。
そろそろ、一度 味見したいとかねがね思っていました。
今回、同じ炊くんだったら 災害時を想定した炊き方をしてみたいと思いました。
災害時は電気やガスが使えなかったりするので、ナベに水を入れてポリ袋でお米を炊く方法をやってみました。
災害時はお米はもちろん、火も貴重ですし、水も貴重。そのほかの材料も貴重なのでできるだけケチった作り方を考えてみました。
まず、約1年前のお米の封を切って匂いをかいでみました。
特に変な匂いもしないし、無臭に近いと思います。
ただ、私は鼻炎ですのであまり期待しないでください。

洗わず、水を入れて 約30分放置です。

お米が白くなり、そのままあまった水を捨てます。

わかりやすいようにコップにお米を入れました。
0.5合づつ2つに分け、同量の水を用意します。

ポリ袋にお米と同量の水を入れて空気を抜いて輪ゴムで口を縛りました。
ごはんは膨らみますので、空気を抜いてポリ袋の口の付近で縛りました。
ポリ袋は市販のポリエチレン袋
25cm(縦)×18cm(横) 厚さ0.02mmのものを使用。

上のお箸は、ポリ袋の口がお湯の中に入らないようにしています。
このテストでは何ら問題ないですが、実際に被災した場合は川の水や雨水をナベに入れてお湯を沸かさないといけないからです。
もし、お箸などがない場合は、ポリ袋を2重にすることで中の袋を清潔に保てます。

いよいよ沸騰してきました。
ポリ袋がナベの縁(上部)に付かないように気を付けています。
たぶんナベの縁に付いたら袋が溶けるかもしれないです。
お湯の中は大丈夫です。

けっこう膨らんできました。

完成しました。
火をかけて20分ぐらいです。

お皿に移してみました。

中を調べてみました。
普通に炊けていますし、おいしいです。
2つのうち1つは少しべちゃべちゃしていました。水加減を間違えたかな?
たぶん、ポリ袋に小さな穴が開いたのかもしれないですね。

まず、ポリ袋でごはんを炊くことは水加減を間違わなければ思ったよりも簡単で、おいしく炊けるんですね。
今回はほとんど洗っていなくて、水に浸した残りの水を捨てただけなのでヌカくさいかなと思いましたが、そんなことはなかったです。
そして、白米にエージレスを入れて密封すると1年ほど経ってもおいしいごはんが炊けることがわかりました。
備蓄米としてとても有効です。
※災害時でない時は耐熱性のあるポリ袋を2重にして使用してください。
破れなどが心配な時は、以下の耐熱性のポリ袋に入れたお米を0.04mm厚ぐらいのポリ袋に入れて炊いてください。
■ 少し厚手タイプ
国産ポリ袋 お料理パック 40枚入x10冊 合計400枚セット OP-25
■ アイラップ
アイラップ 60枚入