災害時のごはんの炊き方 ポリ袋でお米を炊く 何分で炊けるかテスト
注意:ポリ袋でお米を炊く方法を紹介していますが、災害時や緊急時用です。
ポリ袋に入れたご飯が何分で炊けるのかテストしました。
もし、災害時にたくさんご飯を炊かなければならなくなったとします。
大きな釜でお湯を沸かし、ポリ袋にいれたお米と水をどんどん釜のなかに入れていくことになると思います。
その際 どれくらいの時間でご飯を炊いていったらいいのかわからないのでテストしてみました。
最初のテストで15分ほどでご飯が炊けていましたので、それくらいの時間を目処にしてみました。
今回はデータ取りということもあり、以下を調べておきました。
台所の気温 | 19℃ |
水道水の温度 | 11℃ |
鍋の水の量 | 1L |
お米の量 | 57g |
お米の水の量 | 57g |
(実際の運用に近づけるため)
まず、お米を100ccの計量カップに入れて水をお米の面より少し多めに入れ、軽くかき混ぜて白濁した水を捨てました(1回のみ)
そして、電子天秤で量ると約114gだったので57gづつ2つの袋にいれました。
水を57gそれぞれの袋に入れ、簡単に中の空気を抜き輪ゴムで留めました。
水とお米の量を重量比で1:1にしました。
今回よりポリ袋の厚さを0.03mmに変更しています。
鍋に1Lの水を入れて沸騰させ、お米の入ったポリ袋を投入して時間を計り始めます。
今回は家でテストということもありポリ袋の口は水面から出していません。
災害時は雨水を使ったりするため、ポリ袋の口を水面からでるように割り箸などにくくりつけ 割り箸自体を鍋に引っかけたりします。
または、ポリ袋を2重にするなどして、破れにくくします。
沸騰した水にポリ袋に入った米を入れてすぐ中火にしました。
約13分ぐらいするとポリ袋の中の水がなくなってきました。
ポリ袋の中の空気を抜いたつもりでもどんどん膨らんできます。
フライをする時コロッケやポテトができ上がる前は 油面に浮いてきますよね。
ポリ袋に入ったご飯も浮いてきました。
ポリ袋の中の水がなくなると軽くなるのでしょうか?
中に入ってしまった空気が膨張して浮き上っているのでしょうか
ご飯自体が浮いているような感じでした。
下の画像が浮いた状態です。
約15分経った頃に鍋から取り出してお皿に移しました。
米の芯もなく固めのご飯が好きな私には食べ頃でした。
まぁ、時間に余裕があれば沸騰したお湯に20分ほど入れると間違いなく炊けると思います。
できれば少しだけ蒸らしたほうがいいのかもしれません。
どうやって蒸らすのでしょう。やったことないのでわかりませんが、鍋から出すと冷めますので蒸らさずいただいた方が良いのかもしれません。
これに今回はハッシュドビーフをかけて食べました。
※災害時でない時は耐熱性のあるポリ袋を2重にして使用してください。
破れなどが心配な時は、以下の耐熱性のポリ袋に入れたお米を さらに0.04mm厚ぐらいのポリ袋に入れて炊いてください。
■ 少し厚手タイプ
国産ポリ袋 お料理パック 40枚入x10冊 合計400枚セット OP-25
■ アイラップ
アイラップ 60枚入
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